シアホリ結成のきっかけを作った、マボロシの作品です。

やっぱ、忘れてしまいたい。



大学卒業間近の女子大生、アキの元に
謎の女、ナナが突然現れた!
初対面同士の二人に芽生える不思議な友情。
そして、ナナって一体何者なのか?

過去の思い出と将来への希望が交錯する珠玉の友情物語。




あらすじ

 女子大生アキの元に、アキの兄と昔付き合っていたと言うナナが突然現れる。初対面のはずなのに、図々しく家に上がり込み勝手にアキの思い出の品を物色するナナ。戸惑いながらもきっぱりと拒否できないアキは、ナナの問いかけに答えながら自分の過去と向かい合って行く事に。それにしてもナナは一体、アキの家に何をしにきたのか?
 超常識人のアキと、破天荒なナナが繰り広げる、ありそうでありえない友情物語。


作品を振り返って


 この作品は、たった3人で芝居を作った最初の作品となりました。3人で作るって言うのは思いの外辛くて、その逆境がかなり作品にいい働きをしてくれたと思っています。楽(最後の公演)を終えた時にメンバーに「3人で出来たっていうのは奇跡なんだから、ぼくたちがすごいから出来たんだとか、そういう勘違いはしないようにしような」と言ったのを覚えています。それぐらいぼくたちの気迫はすごかった。

 いろんな意味で、シアホリのベースをつくった作品がコレなんです。エチュードを使いながらもぼくの古典好きをいかした劇作法(これはウイリアムスの「欲望という名の列車」から着想しました)や、ローコストハイクオリティの実践、そして細やかな心理描写を主軸においた芝居づくりなど、シアホリのコンセプトとなるいくつかを、この作品で形にする事が出来ました。

 集客力は非常に少なく、見た人はある意味自慢できるプレミア度の高い上演でした。って、別にそんなの自慢にならねえか。
公演詳細

2003年8月2日
17時30分開演
20時開演
(全二回公演)

高知市大橋通西
メフィストフェレス3階にて

料金 500円




出演

ナナ
深見七菜子

アキ
谷口水晶


松島寛和



作・演出 まつしまひろかづ。



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